香港特別行政区、中国2023年5月25日—フェデックス コーポレーション(NYSE: FDX)傘下のフェデックス エクスプレス(以下、フェデックス)は、主要市場であるインドおよびより広い地域において、成長段階にあるデジタルスタートアップ企業の育成と協力を促すため、フェデックス イノベーション ラボ(FIL)を設立しました。
FILは、スタートアップ企業とのパートナーシップにおいて初期段階で投資を行い、フェデックスのネットワーク、リソース、そしてグローバルな顧客基盤を通じて、業務上の実行力強化と市場投入までのスピードの短縮に貢献します。これらの提携は、フェデックスが今日のサプライチェーンに対するニーズに対応してオペレーションやサービスを継続的に進化させる中で、フェデックスが持つ高度なデジタル機能をグローバルに提供する一助となります。また、FILを通じて形成されたパートナーシップは、世界中のお客様に利益をもたらします。
FILのZui初の投資先となったMad Street Den社は、法人向けAIソリューションを牽引するコンピュータービジョンおよび人工知能(AI)の企業です。Mad Street Den社のAIプラットフォームは、マーケティングやプロダクト、テクノロジー分野で効率を改善、あるいはZui適化することを可能にします。同社の製品は小業、ヘルスケア、金融、メディア・エンターテインメント、教育などのさまざまな業界に活用されています。
フェデックス エクスプレスのアジア太平洋、中東、アフリカ(AMEA)地域社長、カワール・プリットは、以下のように述べています。
「イノベーションはフェデックスのビジネス戦略に組み込まれており、今年で創立50周年を迎える我々にとって、FILの立ち上げはお客様に、次なる展開(What’s Next)をもたらす一歩です。フェデックスは、高度なテクノロジーとデータ主導の洞察を駆使して、差別化されたサースビスによるスマートなサプライ チェーンを構築し、お客様により大きな価値と体験を提供します」
FILは、スマートロジスティクスの実現に向けさらなるコラボレーションを模索しています。インドはグローバル・イノベーション・インデックス[1] によるランキングが上昇している点や、成長段階のデジタルロジスティクス企業が多く存在し、その繋がりからフェデックスがパートナー企業の有意義なポートフォリオを構築できる点などから、FILにとって重要な市場です。また、インド周辺の広域も技術革新[2] やパートナップの機会に満ちています。
フェデックス エクスプレスの中東、インド亜大陸、アフリカ地域担当上級副社長、カミ・ヴィシュルナタンは、以下のように述べています。
「インドは現在、3位のスタートアップエコシステムの拠点であり、世界のテクノロジーリーダーたちのイノベーション戦略の中核です。FILにとって、テクノロジー主導のパートナーシップを構築する理想的な市場であるといえます。このアプローチにより多くの相互利益が見込まれ、世界の物流業界の変革に貢献できる絶好の機会にもなります。我々は、フェデックスのビジョンに共感してくれるイノベーターの関心を心待ちにしています」